オリンピックが終わると不動産の価格が暴落するという話は、嘘ですよ!

噂 不動産投資

こんにちは、岸田です。

もうすぐでオリンピックが開催されますね。

しかし嬉しい反面、オリンピックにまつわる根も葉もない噂や、詐欺の被害も増えているそうです。

例えば、オリンピック開催中に大地震が起こると噂されていたり、チケット先行販売の電話が家に掛かってきたりと・・・。

お祭りにはこういう話はつきものなのかもしれませんね!

実は僕も最近

オリンピックが終わると、不動産の価格って落ちるんでしょ?

と、お客様から質問を投げかけられる事が増えてきました。

世間的に言いわれてる事ですが、これを聞くたびに、

岸田
いったい誰が言ってたんだ?

っていつも首をかしげてしまいます(笑)

というのも、この話って大地震が起こると言う噂と一緒で、何の根拠もない話なんですよね。

そこで今回はオリンピック開催後、不動産の価値が下がらない根拠と、その理由についてお話したいと思います。

特にそこをネックに足踏みされてる方は、是非最後までご覧になってください。

では、早速ご紹介していきます!

 

なぜオリンピックが開催されると不動産の価値が上がるのか?

オリンピック開催に近づくにつれ、不動産の価格が徐々に上がっているのはご存知でしょうか?

しかし、実はオリンピックの影響で不動産価格が上がってるわけではありません。

では、なぜ不動産の価値が上がるのでしょうか?

まずはそこからお話していきます。

インフラ整備

まず、不動産の価格が上がっている要因の一つとして、道路や公共施設などが再開発されて新しくなっている事が挙げられます。

このことをインフラ整備と言い、今日本では東京を中心として全国的に行われています。

現在日本では、こういったインフラ整備は、オリンピックに向けて急ピッチで進んでいます。

ではインフラが整備されると、なぜ不動産の価格が上がるのでしょうか?

それは、公共施設などが新しくなると、その土地の需要が上がるからです。

例えばインフラ整備により、いままで無かった場所に新しい駅ができたとします。

また、インフラが整備されるとその周りに商業施設が増えたり、大型施設ができたりします。

オリンピック競技場もその一つですが、それ以外の観光地なんかも新しくできてきます。

当然、

その駅周辺に住みたい!

と思う人は増えますよね。

すると当然ですが、今までよりその土地の需要は増え、不動産の価格が上がります。

このようにオリンピックの開催が決定すると、インフラ整備が進むので、不動産の価値はどんどん上がっていくのです。

観光客の増加

インフラ整備や都市開発が入ると、土地の需要も上がってきますが、それと同時に観光客も増えてきます。

そうすると、観光客を受け入れるための施設が不足してきますので、ホテルなどの宿泊施設を新しく建設しないとなりません。

実は、このホテルの建設が不動産の価値が上がっている大きな要因になっているのです。

なぜなら、観光客が増えホテルが沢山建てられると、住居用の土地が枯渇してしまからです。

というのも、マンションが建てられる土地の条件と、ホテルを建てられる土地の条件は、ほとんど一緒なんです。

ある程度の面積がある需要の高い土地が売りに出された場合、マンション業者とホテル業者の取り合いになります。

売り手側としては、当然ですがより高い方に売った方が得しますよね。

ある程度高値で土地を仕入れても採算が取れるホテル業者の方がある程度有利に土地の仕入れができます。

それに対抗するためには、マンション業者は販売価格を値上げして太刀打ちするしかありませんよね。

つまり、観光客が増えると土地の需要が上がるので、不動産の価格もそれに比例して上がっていくのです。

 

過去のオリンピック開催後の不動産価格は?

次に、過去にオリンピックが開催された国の不動産価格についてご紹介していきます。

東京オリンピック

まずは過去に日本で開催されたオリンピックを見ていきましょう。

日本で開催されたのは、1964年に第18回オリンピックが東京で開催されました。

当時は、オリンピックに向けて新幹線や高速道路などのインフラ整備が行われ、建設需要が非常に高まりました。

また、この時期普及したものといえばテレビです。

オリンピックを見る為買う人が増え、当時の日本は好景気になりました。

しかし、オリンピックが終了すると、建設需要やテレビなどの需要もひと段落し、景気は少し低迷しました。

昭和40年不況がやってきたのです。

ですがそれは一時的なもので、次の年には底を打ち、1970年ごろまで二桁成長を続けました。

では、不動産価格はどうだったのでしょうか?

実は不動産価格もオリンピックに合わせて上昇していましたが、一般財団法人日本不動産研究所によると、

一般財団法人日本不動産研究所
オリンピックが東京の地価に及ぼした影響は少なかった

とされており、実際のところ上記でご紹介した通り、インフラ整備などの影響で不動産価格は上がっていたんです。

実際、東京オリンピック終了後も不動産価格は上がり続けました。

ロンドンオリンピック

では次に、今の日本と近い先進国で行われたオリンピックを見ていきましょう。

一番最近のでいうと2012年に開催されたロンドンオリンピックです。

2012年といえば、リーマンショックが起き世界的に金融不安から回復していない時期でした。

そんな中行われたオリンピックでしたが、今の日本と同様景気は上昇し、不動産の価格も上がっていました。

では、オリンピック開催後はどうだったのでしょうか。

オリンピック開催翌年の2013年にもその勢いは衰えず、不動産の取引量は前年比+39%でした。

オリンピック開催前と比較してみると、開催前より高い増加率増加率になっています。

これって本当にすごい事で、実はこの時期は世界的に不動産の価格が下がり、取引量が減っていた時期だったんです。

その後、10年以上もの間ロンドンでは不動産の価格が上がり続けました。

アテネオリンピック

では、オリンピックが開催されると100%不動産の価格は下がらないのか。

と言われると、実際そうではありません。

今の日本と同じ先進国で、オリンピック後不動産の価格が下がった都市が一つだけあります。

それは、2004年に開催されたアテネオリンピックです。

アテネオリンピックは開催後、景気や不動産価格が大暴落し、経済破綻しました。

なぜそうなったのでしょうか?

実は、この経済破綻にオリンピックは直接関係して無いんです。

というのも、丁度オリンピックが終わった時期にリーマンショックが起こりました。

他の開催地同様好景気に向かっていたアテネでしたが、一気に不景気の波にのまれてしまいました。

とはいえ、元々景気が上昇傾向にあったので、景気は回復傾向にだったんです。

そこに追いうちをかける様に、ギリシャショックが起こりました。

その結果、オリンピック後に経済破綻してしまい、不動産の価格が大暴落してしまいました。

2020年東京オリンピック後の日本はどうなる?

過去の東京オリンピックでは不動産価格が劇的に上がったわけではなく、ロンドンオリンピックでは開催後に上昇しました。

アテネオリンピックという例外があるものの、オリンピックが原因で不動産価格は変化していない事がわかったと思います。

結論を言うと、2020年の東京オリンピックが終わっても、不動産価格が暴落する様な事はまずありません。

ただし、2020年以降は大暴落することはないにしろ、一旦は価格が下落してくると予測されています。

その大きな要因は、投資家たちが利益の確定のため、一旦物件を売却することです。

実はオリンピック開催が決まった時、

投資家
東京オリンピックまでには日本の不動産価格は上がるだろう

という思惑の元、中国人をはじめとした外国人が、売却益を目的として不動産を購入していたんです。

まさに爆買い中国人という言葉が流行った時期ですよね(笑)

そのため、オリンピック開催前後で売却して利益を確定するのではないかと予測がたてられます。

つまり、売り物件が増えて価格が一旦下がりますが、それは一時的なものでまたすぐ上がると考えられています。

 

最後に

最初に言った通り

「オリンピック後、不動産価格が大暴落するのは根も葉もない噂」

という事はご理解いただけたでしょうか?

オリンピックが終わったからといって、新しくできた新駅や施設がなくなるわけではありません。

不動産の価格が上がっている要因のインフラ整備は2030年完成目途に計画がされています。

つまり、オリンピックが将来に向けた都市形成の通過点であり、将来に続く都市開発のきっかけに過ぎないと言えるのです。

もちろん、今後ずっと上がっていくという訳ではなく、必ず折り返し地点は絶対に来ます。

ですので、安易に噂や世間で言われている事を信じるのではなく、自分の中で分析して精査して事が大切なのです。

今日本は、超低金利時代と言われていて、一般のサラリーマンの方が始めやすい時代になっています。

今回の話に限らず、不確定な情報に惑わされずしっかりと判断できれば、あなたの未来は明るいものになる事間違いなしです!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。