【信用創造の仕組み】現代版”錬金術”のからくりを暴露しようじゃないか。

信用創造の仕組み お金

今日も社会の裏を暴いちゃうよ。

ども、桜井です。

前回の記事で詳しく書きましたが、
私たちにとって身近な『お金』に
まさかあのような歴史があったなんて・・・。

知らなかった方も多いのではないでしょうか??

お金の仕組み

世にも恐ろしい『お金の話』〜紙幣はヨーロッパの詐欺師によって作られた!

2019年8月29日

今回は、先日の話も踏まえたうえで、現代の錬金術ともいえる『信用創造の仕組み』について具体的に解説していきます。

現在は紙幣のみのやり取りから、通帳上の数字だけのやり取りに変わっている、という話は非常に興味深いと思いますよ。

是非、じっくりと読んでみてください。

信用創造の仕組みとは?

信用創造の仕組み

上図をもとに、信用創造の仕組みについて説明していきます。

例えば、Aさんが手持ちの現金100万円をα銀行に預けると、α銀行の預金口座は100万円になりますよね。

ごくごく当たり前の話です。

で、次にお金を借りたいBさんが現れたので、α銀行はAさんから預かった100万円のうち99万円をBさんに貸しました。

しかし、Bさんは借りた99万円をそのまま別の銀行であるβ銀行に預けたので、β銀行の預金口座は99万円になりました。

さらに、お金を借りたいCさんが現れたので、β銀行はCさんに98万円を貸し、Cさんは先ほどと同様に借りた98万円をそのまま別の銀行であるγ銀行に預けたわけですが・・・。

桜井
ここまで読んでみて、何か違和感を感じませんか?

そうです、α銀行とβ銀行はお金をすぐに貸し出しているので、口座には1万円しか残っていません。

つまり、最初にAさんが100万円を銀行に預けて、さらにそれを他の人に貸して、それをまた他の銀行に預けて・・・。

と繰り返していくと、最初は100万円しかなかったお金が、銀行の通帳だけをみるとあら不思議、

『297万円(3つの銀行の通帳残高を足した金額)』

が世の中に存在することになります。

この仕組みを『信用創造』といい、銀行はお金の貸し出しを繰り返すことによって、最初に受け入れた預金額の何倍もの預金額を作り出せてしまうわけです。

まさに、”金貸し(銀行)”が無から有を生み出す現代版・錬金術だといえるでしょう。

桜井
ちなみに、地銀もメガバンクも基本的な構造は一緒です。

みんなが一斉にお金を引き出すことは可能なのか?

信用創造とは

先述した通り、銀行は信用創造によって”実際に存在しない貨幣”を生み出しています。

こんな薄氷を踏むような脆いシステムの上に、私たちのいる資本主義社会は成り立っているわけです。

なので、もしあなたの銀行口座に1億円あったとしても、それを銀行ですぐに引き出すことはできないんですよね。

私は一度経験があるのですが、銀行に行って、

桜井
預金を引き出したいんですけど?

って言ったら、

銀行員
ちょっと会議をするので待って下さい!

と断られました。

なんじゃそりゃって話ですが、ある程度大きな金額を引き出そうとすると、銀行には現金自体あまりないので、それを今出金してしまって問題ないかどうか会議が行われます。

私個人の微々たる預金額でもこの有り様なので、それこそ仮に日本中のすべての人が一斉に銀行からお金を下そうとすれば、恐らく引き出せない人が大半でしょう。

つまり、現代のお金のやり取りっていうのは、現金自体ではなく単なる”数字のやり取り”に変わってきちゃってるんですよね。

最後に

信用創造の話は、当たり前のように教科書にも載っています。

しかし”信用”と言うと聞こえはいいですが、単なる『借金』に過ぎません。

例えば、景気が良ければ企業はさらなる成長を目指して、銀行からどんどんとお金を借りますよね。

その融資額が膨らめば膨らむほど、同時にお金の貸し借りが増えてくるので、信用創造がたくさん行われていく。

そして、これが後々インフレを引き起こしたり、最悪世界中の金融経済がとめどもなく膨張し、いつ破裂するか分からないような状態を作り出す引き金になったりするわけです。

繰り返しますが『信用』とは、金融界においては『借金』を意味します。

今回初めて知った方も多いと思いますが、現代の資本主義を支えているのは欺瞞的な『信用創造』であることを忘れないで欲しいなぁという風に思います。

次回は、今回以上に知らなければ”ヤバいお金の話”について書いていきます。

こちらから読めるので、ぜひ併せて読んでみて下さいね。

貯金は必要ない

なぜ、お金を貯めれば貯めるほど”貧乏”になるのか?

2019年9月13日

以上、最後まで読んでくれてありがとうございました。